各社参入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 09:59 UTC 版)
インスタント写真はポラロイドが非常に堅固な特許で守っていたため、写真界の巨人と言われ参入を窺っていると噂になっていたコダックを含め長年他社が参入できなかった。そのコダックが1976年にようやくコダックインスタントEK4とコダックインスタントEK6を発売して参入、ポラロイドの33年に渡った独占は崩れた。 その後、ポラロイドはコダックを特許侵害で提訴してマサチューセッツ裁判所(U.S.District Court of Massachusetts)が1976年4月26日に言い渡した判決において、ポラロイド社の有する12件の特許権を米コダックが侵害している旨の当事者系特許権侵害訴訟に勝訴した。 その後1985年10月11日、75日に亘る侵害訴訟上告審で、7件のポラロイド社の特許権をコダックが侵害している旨の言渡がなされ、約6億ドルの侵害額の損害賠償請求とコダック製品・プラントの差止め等が認められた。 1981年10月に富士フイルムがフォトラマで参入した。 すでにポラロイドのインスタントカメラに関する基本特許が切れている。
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