史書の盤庚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 06:25 UTC 版)
竹書紀年によれば、盤庚は殷滅亡までの最後の首都殷(現在の河南省安陽市)の地へ遷都したとされる。 史記によれば、盤庚は、殷ではなく、黄河の南に渡って成湯の故地である亳に遷都したとする。この時、諸侯や民衆は度重なる遷都(殷は成湯の頃から盤庚のこの回まで5回遷都した)に憤ったが、盤庚は成湯の頃の善政を復興させるのだと言って押し切った。盤庚はその言葉どおり成湯の頃の善政を復興させたので、殷の勢いはまた強くなった。
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