盤庚とは? わかりやすく解説

盤庚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/17 01:14 UTC 版)

盤庚
第19代王
王朝
都城
祖丁
※名はとも作る。

盤庚(ばんこう)は、殷朝の第19代王。陽甲の弟。

董作賓による卜辞の研究において、盤庚の治世中の『二十六年第三月甲午十六日』に月食の記録があった事を発見し、それを天文学によって割り出した結果、紀元前1373年3月27日の事と割り当てている。更にこの月食は殷墟がある安陽では見られず、地方からの報告によって記録されたものであり、当時の殷の支配地域がかなり広い範囲に及んでいた事が判明している[1]

史書の盤庚

竹書紀年によれば、盤庚は殷滅亡までの最後の首都(現在の河南省安陽市)の地へ遷都したとされる[2]

史記によれば、盤庚は、殷ではなく、黄河の南に渡って成湯の故地であるに遷都したとする。この時、諸侯や民衆は度重なる遷都(殷は成湯の頃から盤庚のこの回まで5回遷都した)に憤ったが、盤庚は成湯の頃の善政を復興させるのだと言って押し切った。盤庚はその言葉どおり成湯の頃の善政を復興させたので、殷の勢いはまた強くなった。

脚注

  1. ^ 陳舜臣 『中国の歴史』(1) 172頁。
  2. ^ 甲骨文資料によると殷への遷都は武丁の代と考えられる。




固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から盤庚を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から盤庚を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から盤庚 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「盤庚」の関連用語

盤庚のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



盤庚のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの盤庚 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS