盤渓北ノ沢トンネルとは? わかりやすく解説

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盤渓北ノ沢トンネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/15 13:38 UTC 版)

盤渓北ノ沢トンネル
盤渓側入口
概要
位置 北海道札幌市
座標 北緯43度1分13.4秒 東経141度17分55秒 / 北緯43.020389度 東経141.29861度 / 43.020389; 141.29861座標: 北緯43度1分13.4秒 東経141度17分55秒 / 北緯43.020389度 東経141.29861度 / 43.020389; 141.29861
現況 供用中
所属路線名 北海道道82号西野真駒内清田線
起点 北海道札幌市中央区盤渓
終点 北海道札幌市南区北ノ沢
運用
開通 2017年2月3日
技術情報
全長 1612m(山岳トンネル区間1455.5m)
設計速度 60km/h
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盤渓北ノ沢トンネル(ばんけいきたのさわトンネル)は、札幌市中央区盤渓南区北ノ沢を結ぶ北海道道82号西野真駒内清田線トンネル。札幌市内で最長の道路トンネルとなる[1]。総工費は約107億円[2]

概要

北海道道82号西野真駒内清田線こばやし峠を越える区間は、急勾配、急カーブが連続しているため、交通事故が多発しており、特に冬期間は路面の凍結等によって更に危険性が増すことから、トンネルを含むルート変更が計画され、2017年2月3日に供用開始された[2][3]

掘削時、基準値を上回る自然由来の重金属が検出された事から、内部に分岐トンネルを掘削し埋め立て処理する工法を採用した[1][4]

沿革

  • 2004年度(平成16年度) : 事業着手[5]
  • 2009年度(平成21年度) : 盤渓側道路着工[5]
  • 2010年度(平成22年度) : 北ノ沢側道路着工[5]
  • 2011年度(平成23年度) : トンネル本体着工[5]
  • 2013年度(平成25年度) : トンネル名称決定[5]
  • 2014年(平成26年)10月 : 貫通[5]
  • 2016年(平成28年)3月  : トンネル本体工事完了[5]
  • 2017年(平成29年)2月3日 : 供用開始[5]

脚注

  1. ^ a b こばやし峠のトンネル整備事業パンフレット 中面” (PDF). 札幌市建設局土木部道路課. 2017年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月5日閲覧。
  2. ^ a b “小林峠に新トンネル開通 札幌市南区と西区、移動スムーズに”. 北海道新聞. (2017年2月3日). オリジナルの2017年3月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170305194900/http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=news&v=5342509988001 2017年3月5日閲覧。 
  3. ^ こばやし峠のトンネル整備 事業概要・事業計画について”. 札幌市. 2016年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月5日閲覧。
  4. ^ “重金属処理に分岐トンネル案採用-札幌市が小林峠トンネルで”. 北海道建設新聞. (2012年11月14日). オリジナルの2017年3月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170305192235/https://e-kensin.net/news/article/7387.html 2017年3月5日閲覧。 
  5. ^ a b c d e f g h こばやし峠のトンネル整備事業パンフレット 表面” (PDF). 札幌市建設局土木部道路課. 2017年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月5日閲覧。

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