台湾高鉄延伸案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 07:22 UTC 版)
2019年初頭に交通部長に就任した林佳龍は台鉄による高速化ではなく台湾高速鉄道(高鉄)の宜蘭延伸を推進した。この案では南港駅から宜蘭市内まで途中駅を設けず約50kmを延伸し、所要時間は約13分となる。しかし交通インフラ計画で必須の実現可能性調査を省略して総合計画策定に進んでいることについての批判もある中で、交通部政務部長の王国材は「前回承認された台鉄新ルート案で複数案のひとつとして既に高鉄案を盛り込んでいたため問題はない」と表明している。 2020年1月、鉄路改建工程局と高速鉄路工程局の後身である交通部鉄道局は「2030環島1日生活圏」計画の一環で台湾高速鉄道の宜蘭市延伸を盛り込んだ長期計画を決定し、交通部長に上申した。約50kmの延伸費用は955億ニュー台湾ドルとほぼ倍増している。
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