古今伝授大和国天国御太刀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 15:00 UTC 版)
「天国 (人物)」の記事における「古今伝授大和国天国御太刀」の解説
皇室経済法第7条に規定する「皇位とともに伝わるべき由緒ある物」(いわゆる御由緒物、御物番号35)であり、現在、皇室の私有財産(御物)として宮内庁侍従職が管理する。いわゆる御由緒物の太刀の多くは明治以降に明治天皇に献上されたものであるが、本太刀は歴代天皇御譲品として代々皇室に伝わる太刀である。いわゆる御由緒物の刀剣の多くは宮中祭祀など皇室内の私的儀式で役割を担っており、本太刀は、御物名からも明らかであるとおり、代々古今伝授の節に佩用されることとされている。本太刀の持つ性質のためか、これまで一般に公開された形跡は見受けられない。
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