参政権者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 16:29 UTC 版)
「ポーランド・リトアニア共和国」の記事における「参政権者」の解説
共和国の主要な参政権者は以下の通り。各人一人一票の原則は共和国の滅亡まで守られた: 国王…王権の拡大のために奮闘し、絶対王政の創出を試みていた。 僧侶…平民出身者であっても僧籍に入ることで参政権を得ることがあった。 マグナート…シュラフタのうち最も裕福な階層、日本の幕藩体制のごとく特権的な寡頭政治によって国家を統治し、国王と貧窮シュラフタを統御しようとしていた。特に大きな財産を持つマグナートはオルディナトと呼ばれ、彼らはそれぞれがヨーロッパの大国の君主たちに匹敵する財産を持っていた。 中小シュラフタ…セイムの権限を拡大し、シュラフタによる民主政治で国家を統治しようとしていた。 マグナートと中小シュラフタが一つの貴族階級として連帯することはなく、多くの党派が国王ないし大勢のマグナートをばらばらに支援していた。
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