原料及び主成分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 03:50 UTC 版)
ツヅラフジ科コンドロデンドロン属:数種類あるが、特に強力なChondrodendron tomentosumが広く使われている。ツボクラーレおよびカラバッシュクラーレに用いられる。主成分はツボクラリンで、1935年にツボクラーレのサンプルから発見された。 マチン科マチン属(英語版): 特にクラーレノキ(Strychnos toxifera R.H.Schomb. ex Lindl.)が用いられる。ポットクラーレ、カラバッシュクラーレに用いられる。主成分はC-クラリンとC-トキシフェリン。 これらの成分は、原材料は異なるが共にアセチルコリンのアンタゴニストとして作用することにより、骨格筋の神経伝達の遮断を引き起こす。しかも、これらは消化管からは吸収されない(つまり、捕獲した動物を食べても問題ない)。
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