原始元定理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/05 22:29 UTC 版)
体論において、原始元定理 (primitive element theorem) あるいは原始元に関するアルティンの定理 (Artin's theorem on primitive elements) は原始元 (primitive element) をもつ有限次体拡大すなわち単拡大を特徴づける結果である。定理は有限次拡大が単拡大であることと中間体が有限個しかないことが同値であるというものである。とくに、有限次分離拡大は単拡大である。
- ^ Israel Kleiner, A History of Abstract Algebra (2007), p. 64.
- 1 原始元定理とは
- 2 原始元定理の概要
- 3 反例
- 4 関連項目
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