分解体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/21 01:22 UTC 版)
抽象代数学において、与えられた多項式の分解体(ぶんかいたい、英: splitting field)とは、その多項式を一次式の積に因数分解 (splitting) できるような係数体の拡大体を言う。特にそのような拡大体のうち拡大次数が最小となる最小分解体 (smallest splitting field) は多項式に対して同型を除いて一意に定まるため、最小分解体のことを指して単に分解体と呼ぶことも多い。
- ^ すべての元の二乗を計算すればわかるが、7 は 4 を法として 1 に合同でないことからもわかる。
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