単色イメージスケール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/16 04:51 UTC 版)
「イメージスケール」の記事における「単色イメージスケール」の解説
ひとつひとつの色が持つ意味(イメージ)を明らかにし、各色を相互に関連付けて、比較判断できるよう開発されたのが、単色イメージスケールである。別名カラーイメージスケールとも呼ぶ。開発者の小林らはSD法(Semantic differential=意味微分)を用いて色相とトーンで分類された130色について心理調査を行い、SD法調査結果の平均値を因子分析することで、単色のイメージを評価する基準となる寄与率の上位となる以下の3つの因子軸を抽出した。 第1軸 WARM-COOL(色相に関与する軸)第2軸 SOFT-HARD (明度に関与する軸)第3軸 CLEAR-GRAYISH (清濁に関与する軸) すなわち全ての色は、ウォームかクールか、ソフトかハードか、クリアかグレイッシュかの3つの心理軸からなるイメージ空間に位置づけられる。 この空間上で位置の近い色同士はイメージが近く、遠いものはイメージも離れているということを示している。
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