南方録とは? わかりやすく解説

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南方録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 04:22 UTC 版)

南方録』(なんぽうろく)は、筑紫国立花家千利休の秘伝書として伝わった古伝書。ただし、同時代を著した書籍としては内容や用語等に矛盾点が指摘され、現在、研究者の間では元禄時代に成立した偽書として認知されている。かつては、「わび茶」の概念の形成に大きな影響を与えたと考えられてきたが、現在では実際の成立年代である、江戸期の茶道における利休回帰を裏付ける資料として捉えられている。


  1. ^ 福岡市博物館の南方録には「元禄13年2月28日 百年後学」との記が、また「享保18年正月27日に安藤定房が伊佐幸琢(初代)に書写を許した」との奥書がある。


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