南方熊楠賞とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 南方熊楠賞の意味・解説 

南方熊楠賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/20 14:15 UTC 版)

南方熊楠賞(みなかたくまぐすしょう)は、民俗学博物学を対象とした日本学術賞である。1990年南方熊楠の没後50周年を記念する事業の一環として発足した。和歌山県田辺市と南方熊楠邸保存顕彰会(のち南方熊楠顕彰会)が運営している。

日本国内・国外を問わず、民俗学の分野・博物学の分野において顕著な業績のあった研究者に贈られる賞で、毎年1名ただし、人文部門自然科学部門から毎年交互に選出される(一部の年を除く)[1]。また、南方熊楠に関連した研究には特別賞が贈られる。受賞者には賞状(塩谷聴泉揮毫)、トロフィー(建畠覚造制作)、副賞(本賞100万円、特別賞50万円)が授与される。

受賞者

第1回から第10回

第11回から第20回

第21回から第30回

  • 第21回(2011年) - 自然科学の部:河野昭一
  • 第22回(2012年) - 人文の部:森浩一
  • 第23回(2013年) - 自然科学の部:杉山純多、特別賞:中瀬喜陽
  • 第24回(2014年) - 人文の部:石毛直道
  • 第25回(2015年) - 自然科学の部:井上勲、特別賞:萩原博光
  • 第26回(2016年) - 人文の部:中沢新一
  • 第27回(2017年) - 自然科学の部:加藤真
  • 第28回(2018年) - 人文の部:櫻井治男[2]
  • 第29回(2019年) - 自然科学の部:馬渡駿介
  • 第30回(2020年) - 人文の部:北原糸子

第31回から第40回

  • 第31回(2021年) - 自然科学の部:山極寿一
  • 第32回(2022年) - 人文の部:江原絢子
  • 第33回(2023年) - 自然科学の部:塚谷裕一
  • 第34回(2024年) - 人文の部:松岡悦子[3]
  • 第35回(2025年) - 自然科学の部:松浦啓一[4]

脚注

  1. ^ "南方熊楠賞とは."南方熊楠顕彰館公式サイト. 2025年3月20日閲覧。
  2. ^ “南方熊楠賞に宗教学者の櫻井治男氏 皇学館大院特別教授”. 朝日新聞. (2018年3月14日). https://www.asahi.com/articles/ASL3G30NSL3GPXLB001.html 2018年3月18日閲覧。 
  3. ^ "第34回南方熊楠賞受賞者."南方熊楠顕彰館公式サイト. 2024年5月12日閲覧。
  4. ^ "第35回南方熊楠賞授賞式のお知らせ."南方熊楠顕彰館(2025年3月19日). 2025年3月20日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「南方熊楠賞」の関連用語

南方熊楠賞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



南方熊楠賞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの南方熊楠賞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS