南クマネシリ岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/25 11:39 UTC 版)
南クマネシリ岳 | |
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国道241号から望む南クマネシリ岳
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標高 | 1,560.1 m |
所在地 | ![]() 足寄郡足寄町 |
位置 | 北緯43度29分32秒 東経143度14分42秒 / 北緯43.49222度 東経143.24500度座標: 北緯43度29分32秒 東経143度14分42秒 / 北緯43.49222度 東経143.24500度 |
山系 | 石狩山地 |
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南クマネシリ岳(みなみクマネシリだけ)は、北海道の足寄郡足寄町にある標高1,560.1mの山である。山頂には三等三角点「美里別」が設置されている[1]。
概要
石狩山地の東大雪を構成する一峰である。ピリベツ岳(1,602 m)、クマネシリ岳(1,585.9 m)、西クマネシリ岳(1,635 m)と併せてクマネシリ山塊と呼ばれており、かつて東西蝦夷山川地理取調図や北海道実測切図にはこれらの山をまとめてクマネシリとして表記されていた。山頂にある細長い岩が特徴的で南クマネシリ岳のシンボルのような存在となっている。
山名の「クマネシリ」とはアイヌ語で「物干し棒のような山」という意味があり、「物干し棒」とは現在のクマネシリ岳の南東側に伸びる「ギアナ高地」と呼ばれる台地を指すとされ[2]、クマネシリ岳の南側にあることからついたとされる[3]。
登山
南クマネシリ岳へはクマネシリ川沿いの糠南支線林道を進むと登山口に到着し、ロープ場などがある険しい登山道を経て山頂へ至る。上士幌町側からの登山道はない。
脚注
- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. sokuseikagis1.gsi.go.jp. 2025年3月25日閲覧。
- ^ 『北海道百名山』山と溪谷社、1993年8月15日、48-49頁。
- ^ Bojan, 投稿者. “北海道のアイヌ語地名 (297) 「クマネシリ岳・ニペソツ山・ウペペサンケ山」”. 2025年3月25日閲覧。
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