卒業発表の中止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 05:24 UTC 版)
「AKB48握手会傷害事件」の記事における「卒業発表の中止」の解説
事件が発生したのは前述のとおり選抜総選挙の開票イベントを控えていたときであり、AKB48のメンバーである小嶋陽菜は、開票イベントにおいてグループから卒業することを発表するつもりでいた。しかし、小嶋はその後開票イベントでの卒業発表をしないことを決断した。その理由のひとつが事件の発生であり、小嶋は開票イベントでのコメントでこの一連の考えの変化について「今回の総選挙はファンの方々と思い出を作るために出たので、卒業を発表しようと決めていました。でも先日AKBにとっていろいろなことが起きました。それを受けて私はもうちょっとだけここにいて、私にできることをやろうと思いました。」と発言している。 なお、小嶋は卒業発表をしないと決めた代わりに、開票イベントのコメントとしてあたかも卒業発表をするかのように思わせる「ドッキリ」を用意することにし、それに向けて練習などをしたという。物語評論家のさやわかは、リアルサウンドの記事において「今後も同グループを継続させていくためには様々な面での努力が必要かと思います」とした上で、「チームの中で保護者的なポジションにある」小嶋によるドッキリコメントについて「冗談を交えながらAKB48を続けることを宣言したのは、ファンにとっても後輩世代にとっても非常に心強かったのではないでしょうか」とコメントしている。
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