医療機関の不正行為
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:08 UTC 版)
医療扶助に狙いを定め、受給者を「金のなる木」として扱う医療機関は少なくない。不必要な検査や注射を繰り返したり、医薬品を過剰処方したりする“たかり”の構図となっている。 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(廃院)は、受給者の患者に不要な心臓カテーテル手術を繰り返すなど、医療扶助を目当てに健康な体にメスを入れていた。 詳細は「山本病院事件」を参照 2013年12月には、診療報酬を21回にわたって架空請求し計約124万円をだまし取ったとして、神奈川県の歯科院長が逮捕された。生活保護受給者12人の虫歯治療などを行ったと偽り請求していた。院長は国民健康保険などでも不正請求をしていたとされている。
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