医務部および飛行班の設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 06:59 UTC 版)
「陸軍航空総監部」の記事における「医務部および飛行班の設置」の解説
1942年(昭和17年)10月、陸軍航空総監部令改正(軍令陸第14号)および陸軍航空総監部医務部令(勅令第682号)が施行された。これにより航空総監部の編制は総務部(庶務課、総務課、調査課、航務課)、教育部(教育課、保安課、典範課)、および医務部の3部体制となった。医務部は航空総監部と二位一体である航空本部にも同時に設置され、他部同様に兼務によって業務が行われた。また総務部長の下に飛行班が置かれた。総務部長は航空総監を補佐し、総務部のほか航空総監部一切の業務整理の責任を負うことも新たに定められた。 前述の陸軍航空総監部令改正および陸軍航空総監部医務令により、医務部および飛行班の任務は次の各事項または業務を掌ると規定された(1942年10月時点)。 医務部 航空総監に隷属する部隊の衛生および医事に関する事項。 航空総監に隷属する部隊の衛生部将校以下の衛生部専門事項の教育および勤務に関する事項。 飛行班 飛行班は総務部長の命令を受ける。飛行機を利用した指揮、連絡等の業務。 1944年(昭和19年)3月、航空本部の編制改定を受けて教育部の教育課が第一教育課、第二教育課にわかれた。
※この「医務部および飛行班の設置」の解説は、「陸軍航空総監部」の解説の一部です。
「医務部および飛行班の設置」を含む「陸軍航空総監部」の記事については、「陸軍航空総監部」の概要を参照ください。
- 医務部および飛行班の設置のページへのリンク