北条為時 (政村流)とは? わかりやすく解説

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北条為時 (政村流)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/16 14:24 UTC 版)

 
北条為時
時代 鎌倉時代中・後期
生誕 文永2年(1265年[1]
死没 弘安9年10月6日1286年10月24日[1]
改名 時定(初名)?[注釈 1]→為時
別名 武蔵四郎(通称)[1]、北条宗村?[注釈 2]
官位 従五位下左近将監[1]
幕府 鎌倉幕府
主君 久明親王
氏族 北条氏政村流
父母 父:北条時村、母:不詳
佐竹義継[注釈 3]の娘
(※煕時・時仲・時助の母は不詳[1]
貞泰(煕時)[1]、時仲[1]、時助[1]
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北条 為時(ほうじょう ためとき)は、鎌倉時代中・後期の北条氏の一門。

略歴

六波羅探題連署などを務めた北条時村嫡男鎌倉幕府第7代執権北条政村の嫡孫、第12代執権・北条煕時の父にあたる。

弘安9年(1286年10月6日、六波羅探題であった父に同行した先の京都において死去したとされ(享年22)[1]、ここまでの業績としては特に伝わっていない。ただ、和歌には秀でていたようで、『新後撰和歌集』や『玉葉和歌集』に入集している[1]

脚注

注釈

  1. ^ 続群書類従』所収「北条系図」より。但し、北条時定(のち為時)と同じような改名となるため、混同している可能性もある[1]
  2. ^ 『税所文書』。「宗」の字は為時在世時の執権北条時宗偏諱によるものか。
  3. ^ 正宗寺本「北条系図」(東京大学史料編纂所影写本)の註記には「帯刀先生義賢ノ孫、佐竹四郎義継聟」とある[1]。但し、佐竹氏の系図で義継の名を確認することはできない。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 山野井功夫 著「北条為時」、北条氏研究会 編『北条氏系譜人名辞典』新人物往来社、2001年、210頁。 

関連項目

先代
北条時村
政村流北条氏
第3代
次代
北条煕時



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