化石の産出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:20 UTC 版)
ベレムナイト類の最古の化石記録は前期三畳紀から知られるTohokubelusであり、宮城県からその化石が産出した。また、ジュラ紀から白亜紀にかけて繁栄しており、中生代の海成層からアンモナイトと共に大量に産出する。絶滅の時期も、アンモナイトと同様に白亜紀の末期である(→ K-T境界)。 ベレムナイト類のいくつかの種、特にヨーロッパのチョーク層から産出するものは示準化石として重要であり、地質学者が地層の年代を決定するのによく用いる。日本国内では北上山地のジュラ紀-白亜紀の地層から産出するが、欧米に比べて産出は極めてまれである。
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