勧進帳の読み上げ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:08 UTC 版)
ところが一行は関守の富樫に見咎められる。これを弁慶は「奈良の東大寺再建のため諸国をまわり勧進(寄付)を募る山伏である。」と答え、富樫は「勧進帳を出せ」と詰め寄る。もとより一行はそのようなものを持ってはいなかった。しかし、弁慶は機転を利かせ、もともと寺で修行経験もあったことも幸いして、持ち合わせの巻物を広げ、朗朗と読み上げていく。この機転によって無事関を越えられそうにはなった。
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