動的負荷半径
実際の移動量からみたタイヤの有効半径で、車輪1回転当たりの移動距離を2πで割って得られる。タイヤはクルマの重量によってたわみ、見かけの半径(静的負荷半径)は無負荷時の半径に比べ相当小さくなっているが、実際の移動量からみた有効半径は静的負荷半径より大きい。スチールベルトタイヤでは高いベルトの剛性により、周長そのものがほぼ移動量になり、無負荷時の半径にかなり近くなる。また、高速回転時の遠心力によってバイアスタイヤでは外形が拡大し、動的負荷半径が変化することもある。
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