動定格荷重
軸受け(ベアリング)の寿命に関する用語で、100万回転で定格寿命が得られるような、軸受けにかかる方向と大きさが一定の荷重をいう。ここでいう定格寿命とは、一群の同じ軸受けを同じ条件で運転したとき、そのうちの90%の軸受けが転がり疲れによる材料の損傷を起こさずに回転できる総回転数、と定義づけられている。ベアリングが荷重を受けて回転すると、内輪・外輪のレース面、および鋼球やローラーなどの転動体の転動面は絶えず繰返し荷重を受けるので、材料の疲れによって、ブレーキングと呼ばれるうろこ状の損傷が、軌道面または転動面に現れる。このフレーキングが生じるまでの総回転数を寿命と呼んでいる。
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