加合あん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 14:26 UTC 版)
食材そのものでは餡状にならないものを、甘味豆餡に混合して風味を付けたものを加合あんという。混合させた食材が分かりやすいように、一般的に白餡が用いられることが多いが、白餡には特有のクセのある豆の臭いがあるため、小豆によるこし餡が使用される場合など、様々な例がある。 黄身餡 - 餡に茹でて裏ごしした卵黄を加えて作られるもの。 胡麻餡 - 餡に練り胡麻を加えて作られるもの。 味噌餡 - 餡に味噌を加えて作られるもの。主に白味噌を加える。柏餅などに使われる。 抹茶餡 - 餡に抹茶を加えて作られる。 柚子餡 - 餡に柚子の皮を加えて作られるもの。 桜餡 - 餡に刻んだ桜の葉もしくは桜の花びらの塩漬けを加えて作られる。近年では、それを模して、桜の葉の人工香料のみで桜の成分を全く含まないものも出回ることが多い。
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