劉敦楨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 15:22 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動劉敦楨 | |
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プロフィール | |
出生: | 1897年9月19日 |
死去: | 1968年5月10日 |
出身地: |
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職業: | 建築家 |
各種表記 | |
繁体字: | 劉敦楨 |
簡体字: | 刘敦桢 |
拼音: | Líu Dūnzhēn |
和名表記: | りゅう とんてい |
発音転記: | ドン ダーユー |
劉敦楨(りゅう とんてい) は中国の建築史家。
中国における建築史の開拓者で、建築教育にも大きな影響を与えた。戦前には、日本における中国建築に関する研究成果を本国に紹介した。戦後は、中国建築史の通史の執筆、住宅・園林の研究を行った。
略歴
- 1897年、湖南省新寧県生まれ。
- 1913年、湖南長沙楚怡学校卒業。来日。
- 1916年、東京高等工業学校(現東京工業大学)機械科入学。
- 1917年、同校建築科に転科。
- 1921年、同校卒業。帰国。
- 1923年、蘇州工業専門学校で中国で最初の建築科を創設。(のちに中央大学に移転)
- 1930年、中国営造学社に加入。
- 1943年、中央大学(49年南京大学に改名)建築系教授。
- 1952年、南京工学院(南京大学から独立、現在の南東大学)教授。
- 1955年、中国科学院技術科学部委員。中国建築学会理事長。
- 1968年、南京で死去。
- 文革中は迫害を受けた。
主な著作
- 『中国住宅概説』 建筑工程出版社 (1957)
- 『営造法原』 (姚承祖原著、劉敦楨校閲) 建筑工程出版社 (1959)
- 『蘇州古典園林』 中国建筑工業出版社 (1979)
- 『中国古代建筑史』 (建筑科学研究院建筑史編委会編、劉敦楨主編)中国建筑工業出版社(1980)
- 『劉敦楨文集』(全4巻)中國建筑工業出版社 (1982)
主な訳書
関連項目
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