剣道十段授与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 18:16 UTC 版)
1957年(昭和32年)、全日本剣道連盟から剣道十段を授与される。先人さえ貰わなかった段位は受け取れないとして固辞したが、連盟の懇望により受領した。1964年(昭和39年)、東京オリンピックでデモンストレーションとして斎村五郎と共に日本剣道形を演武した。 温厚、高潔な人柄で知られ、目下の者や講談社の少年部社員に対しても「さん」付けで呼び丁寧に応対した。また、生活は質素で、生涯を借家で暮らした。座右の銘は「剣徳正世(剣徳世を正す)」。強さと気品を兼ね備えていることから、「昭和の剣聖」と称された。
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