前進的母音同化

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前進的母音同化

出典:『Wiktionary』 (2010/05/05 04:26 UTC 版)

名詞

前進的母音同化（母音の前進的同化（順行同化）とも）

1. 前の音節の母音に影響されて、続く音節の母音が同じ、または同種の母音に変る事。

実例

• 日本語:
  1. イタコ → イチコ　市子・神子・巫子

     日本語は後進的母音同化の方が例が多い。

• アイヌ語:
  1. érum → érem　ネズミ（鼠）
  2. óntaro → óntoro　大樽
  3. ohetu → ohotu　水をあける
  4. ohewe → ohowe　傾ける
  5. kosonte → kosonto　小袖
  6. menoko → meneko　女〔樺太〕

発音^(?)

ぜ↗んしんてきぼいんど↘ーか

IPA: /(d)zeɴ́ɕín.tékí(_̊).bóɪ́ndóoka/

X-SAMPA: /(d)zeN/_Hs/i_Hn.te_Hki_H(_0).bo_Hi_I_Hndo_Hoka/

関連語

• 前進的母音同化する　サ行変格活用
• 類義語: 母音調和、音韻転倒
• 対義語: 後進的母音同化、母音調和

翻訳

• 英語: progressive vowel assimilation, progressive assimilation of vowels