制御フロー言語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 09:36 UTC 版)
「Transact-SQL」の記事における「制御フロー言語」の解説
Transact-SQL の制御フローのためのキーワードとしては、BEGIN と END、BREAK、CONTINUE、GOTO、IF と ELSE、RETURN、WAITFOR、WHILE がある。 IF と ELSE によって条件付実行が可能となる。例えば、日付が週末であれば "weekend" と表示し、そうでなければ "weekday" と表示するといった処理が可能である。 IF DATEPART(dw, GETDATE()) = 7 OR DATEPART(dw, GETDATE()) = 1 PRINT 'It is the weekend.'ELSE PRINT 'It is a weekday.' BEGIN と END は文のブロック化を可能とする。例えば、上記のコードで複数の文を条件付で実行する場合、BEGIN と END を使って次のように書く。 IF DATEPART(dw, GETDATE()) = 7 OR DATEPART(dw, GETDATE()) = 1BEGIN PRINT 'It is the weekend.' PRINT 'Get some rest!'ENDELSEBEGIN PRINT 'It is a weekday.' PRINT 'Get to work!'END WAITFOR は、指定された時間だけ待つか、指定された時刻まで待つ。遅延制御に使ったり、指定時刻まで実行をブロックするのに使われる。 RETURN は、ストアドプロシージャや関数から即座に戻るときに使う。 BREAK は WHILE ループからの脱出、CONTINUE はループの次の繰り返しへの飛び越しである。WHILE ループの例は下記にある。
※この「制御フロー言語」の解説は、「Transact-SQL」の解説の一部です。
「制御フロー言語」を含む「Transact-SQL」の記事については、「Transact-SQL」の概要を参照ください。
- 制御フロー言語のページへのリンク