制定の背景及び経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 20:15 UTC 版)
「瀬戸内海環境保全特別措置法」の記事における「制定の背景及び経緯」の解説
瀬戸内海は、古くから風光明媚な景勝地であり、豊かな漁場でもあるという恵まれた自然環境にあった。しかし、1960年代から1970年代にかけて経済の高度成長に伴い、瀬戸内海周辺に産業や人口が集中したため、水質汚濁が急激に悪化した。このため、瀬戸内海の水質の保全対策を行う必要から、瀬戸内海環境保全特別措置法を1973年に制定した。 瀬戸内海環境保全特別措置法は、制定当初は「施行の日から起算して三年をこえない範囲内において別に法律で定める日にその効力を失う」とされた、時限法であった。昭和51年5月28日法律第35号による改正で失効期限が5年に延長され、さらに、1978年の改正で、題名が現行のものになるとともに、失効規定が削除され、恒久法となっている。
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