制定から廃止まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 16:31 UTC 版)
師管区は、1945年(昭和20年)2月9日に制定された諸法令により、4月1日に設けられた。具体的には、軍令第2号により陸軍管区表を改定してかつての師管を師管区に変更するとともに、朝鮮には新たに師管区を設置した。また軍令第3号によって師団司令部令を師管区司令部令に改称・改定した。他に、軍令第2号では陸軍管区表も含めて関連7軍令を改定し、勅令第52号により13の関連勅令を改正したが、それらはおおむね用語の置き換えにとどまる。 同年6月20日制定、22日公布・施行の軍令第17号により、中国・四国地方の師管区を除いた。 8月15日の敗戦後、師管区に対応した部隊と司令部は順次復員(解散)していった。師管区は、陸軍省の残務処理機関である第一復員省が翌1946年(昭和21年)3月30日に制定・公布した一復省達第4号による陸軍管区表などの廃止により、3月31日に正式に廃止になった。
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