別れても好きな人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 15:11 UTC 版)
「別れても好きな人」 | ||||
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ロス・インディオス&シルヴィア の シングル | ||||
B面 | 別れても好きな人(カラオケ) | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチレコード DR-6356 |
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ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ポリドール | |||
作詞・作曲 | 佐々木勉 | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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ロス・インディオス&シルヴィア シングル 年表 | ||||
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「別れても好きな人」(わかれてもすきなひと)は日本のムード歌謡曲。作詞・作曲は佐々木勉。ロス・インディオス&シルヴィア盤の大ヒットで知られる。
概説
本作のレコードは1969年(昭和44年)6月、松平ケメ子盤が東芝音楽工業より発売され[注釈 1]、同年11月にパープル・シャドウズ盤がそれに続いて発売された[注釈 2]。
ロス・インディオス盤は1975年(昭和50年)10月、男性ヴォーカル・バージョンが発売され[注釈 3]、4年後の1979年(昭和54年)9月、男女のデュエットに編曲され、ロス・インディオス&シルヴィア盤[注釈 4]が発売されて、翌1980年になって大ヒットしミリオン・セラーとなった。この時、歌詞の一部(青山→原宿、狸穴→高輪[注釈 5])が変更されている。この曲でロス・インディオス&シルヴィアは1980年の第31回・NHK紅白歌合戦に初出場を果たした[2][3]。
シルヴィア没後にテレビ番組で本曲が披露される時は、若手の女性歌手をゲストに迎えて披露されることが多い。
ロス・インディオス&シルヴィア盤のジャケットは当時、ホテルパシフィック東京の30階にあったスカイラウンジ「ブルーパシフィック」で撮影された[4]。
収録曲
A面
- 別れても好きな人(3分12秒)
B面
- 別れても好きな人(カラオケ)(3分12秒)
松平ケメ子盤
1969年6月、東芝音楽工業より、規格品番 TP-2169で発売された[注釈 1]。
2023年4月1日には、MEG-CD(ビクターエンタテインメント、規格品番:VODL-39744)でも発売された[5]。
A面
- 別れても好きな人(3分08秒)
- 作詞・作曲:佐々木勉/編曲:渋谷毅
B面
- また来て欲しい人(2分26秒)
- 作詞・作曲:佐々木勉/編曲:渋谷毅
「別れても好きな人」 | ||||
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パープル・シャドウズ の シングル | ||||
B面 | 帰らぬ恋人 | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチレコード FS-1100 |
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ジャンル | グループサウンズ | |||
時間 | ||||
レーベル | フィリップス・レコード | |||
作詞・作曲 | 佐々木勉 | |||
チャート最高順位 | ||||
パープル・シャドウズ シングル 年表 | ||||
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パープル・シャドウズ盤
1969年11月5日、フィリップス・レコードより発売された[注釈 2]。
2023年4月1日には、MEG-CD(ビクターエンタテインメント、規格品番:VODL-39165)でも発売された[7]。
A面
- 別れても好きな人(3分04秒)
- 作詞・作曲:佐々木勉/編曲:渋谷毅
B面
ロス・インディオス盤
1975年10月、ポリドール・レコードより、規格品番 DR-1971で発売された[注釈 3]。
A面
- 別れても好きな人(3分14秒)
- 作詞・作曲:佐々木勉/編曲:早川博二
B面
- 赤坂 青山 雨だから(3分23秒)
- 作詞:高田博雄/作曲:真谷たかし/編曲:早川博二
カヴァーしたアーティスト
- ベン&あかね(佐々木勉/亜紀あかね)(作詞・作曲の佐々木勉自身によるシングル。テイチク RS-192)
- ヒロシ&キーボー
- テレサ・テン(アルバム『演歌のメッセージ』に収録)
- 剛力彩芽&石井竜也と東京デルアミーゴ(剛力のシングル『くやしいけど大事な人』に収録)
- 柏木由紀&中山秀征(中山秀征のカバーアルバム『50』に収録)
- 野口五郎&研ナオコ(野口五郎のアルバム『風輪』に収録)
- 和田弘とマヒナスターズ&奥村チヨ(和田弘とマヒナスターズのアルバム『魅惑のコーラス 和田 弘とマヒナスターズ ベストコレクション4 夜霧よ今夜もありがとう』に収録)
- 松尾和子&フランク永井 ("歌とカラオケ"スペシャル.フランク永井・松尾和子デュエットベスト2 に収録)
- JUJU(カバーアルバム『スナックJUJU ~夜のRequest~『帰ってきたママ』』(2023年11月1日発売)に収録[8])
脚注
注釈
- ^ a b 東芝音楽工業 TP-2169 1969年6月10日発売(東芝音工の月報1969年6月発売号による)
- ^ a b 日本ビクター(フィリップス・レーベル) FS-1100 1969年12月新譜(フィリップスの月報1969年12月号による)
- ^ a b ポリドール DR-1971 1975年10月新譜(レコード・マンスリー1975年10月号による)。この時点でシルヴィアはまだグループに参加していない。なお、ここまでの歌詞は原詩通りである。
- ^ ポリドール DR-6356 1979年9月21日発売(ポリドール レコード総目録1980年版による)
- ^ ロス・インディオス&シルヴィアのバージョンでは渋谷→原宿→赤坂→高輪→東京タワー(歌詞では「タワー」と表記)→乃木坂→一ツ木通り)
出典
- ^ 「オリコンチャートブック 1968-1997」ORICON BOOKS、1997年12月11日、384ページ。
- ^ NHK. “第31回NHK紅白歌合戦 |番組|NHKアーカイブス”. 第31回NHK紅白歌合戦 |番組|NHKアーカイブス. 2025年4月12日閲覧。
- ^ “『“別れても好きな人”が大ヒット、その後も多くのデュエット曲を世に送り出した、シルヴィア。』”. 音 個 知 親 - ON・CO・CHI・SHIN ー. 2025年4月12日閲覧。
- ^ 「「別れても好きな人」、行かなかった場所はどこ? | イケてる、モノ・コト」『イケてる、モノ・コト』。2025年4月12日閲覧。
- ^ “松平ケメ子_別れても好きな人”. 2025年4月13日閲覧。
- ^ 「オリコンチャートブック 1968-1997」ORICON BOOKS、1997年12月11日、269ページ。
- ^ “パープル・シャドウズ_別れても好きな人”. 2025年4月13日閲覧。
- ^ “JUJU、スナックシリーズ第二弾カヴァーアルバム全曲ダイジェスト映像公開”. BARKS (2023年9月27日). 2023年11月7日閲覧。
関連項目
外部リンク
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