初音の実の両親
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 10:45 UTC 版)
鈴の木無定(すずのき むじょう) / 武(たける) 初音の実の父であり、無山・無畏の兄弟子にあたる陰陽師。先代鈴の木流陰陽師の一番弟子。 元々高校卒業まで一般社会で暮らし、その後本山へ修行に入り先代が後継者として推すほどになったが、晴香が初音を妊娠した為鈴の木流を半ば破門同然で飛び出した経緯がある。但し、生活の為に本業と並行して隠れて陰陽師の仕事も請けていた。 上記のような理由で一番弟子が廃業した為、先代死去後になし崩し的に無山が後継者になり、そのことに加え彼と"力比べ"をしないまま逃げられてしまった事を恨んでいた無山によって、初音が4歳のとき、陰陽師の仕事中に妻・晴香とともに初音の目の前で死亡する。 「鈴の木無定」というのは陰陽師の流派の名前で、本名は武(たける)。しかし苗字は明らかにされていない。(但し、鈴の木流の正当な継承者である無山とその養女の初音は、戸籍上も「鈴の木」となっている)。 初音と無山の最終決戦の際、ピンチの折に兵吾の身体を使って"降りて"来て途中まで初音をサポートするが、その際の言動から初音曰く「元ヤンだった」らしい。 初音には「お父さん」と呼ばれていた。 晴香(はるか) 無定の妻で、初音の実の母。無定(武)の依代としての才能を持っていて、夫が裏で陰陽師の仕事を請ける際はコンビを組んで仕事をしていた。 無定と同じく、初音が4歳のときに死亡。二人揃って、海沿いの墓地に墓がある。 初音には「お母さん」と呼ばれていた。行動力があって鈴ノ木流の道場まで武に会いに来た。その途中でジュニアに会い道場まで案内してもらった。
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