再打ち上げの提案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 17:35 UTC 版)
「軌道上炭素観測衛星」の記事における「再打ち上げの提案」の解説
失敗に終わった2009年の打ち上げの3日後、OCOサイエンス・チームはNASA本部に、OCO衛星の「カーボン・コピー(カーボン複写、瓜二つの意)」を建造し打ち上げることを提案した。それは2011年末までに代替衛星を打ち上げることを計画したものだった。2010年2月1日、2010年会計年度のNASAの予算要求で、NASAはOCO衛星の代替品を作り打ち上げるために170,000,000 USドル(US$170 million)を追加した。 2010年6月23日、NASAはOCO-2の打ち上げにオービタル・サイエンシズ社を選定した。2013年1月に、トーラスXL 3110構成で、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げする事になったしかしながら、2011年3月のトーラスXLの打ち上げでもフェアリングの分離失敗を起こしたため、原因が究明できていない状況ではリスクが高いとして、2012年月にNASAはトーラスXLによるOCO-2の打ち上げ契約をキャンセルして、別のロケットを探すことにし、OCO-2の打上げは2014年以降へ延期となった。
※この「再打ち上げの提案」の解説は、「軌道上炭素観測衛星」の解説の一部です。
「再打ち上げの提案」を含む「軌道上炭素観測衛星」の記事については、「軌道上炭素観測衛星」の概要を参照ください。
- 再打ち上げの提案のページへのリンク