内淵駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 05:40 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ブイコフ 内淵駅 |
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駅舎
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Быков |
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所在地 | ![]() 極東連邦管区サハリン州 |
駅番号 | 991900 |
所属事業者 | ロシア鉄道 極東鉄道支社サハリン地域部 |
駅名変遷 | 1943年-1946年 : 内淵駅 |
所属路線 | ソコル - ブイコフ線 |
キロ程 | 23km(ソコル起点) |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1943年8月1日 |
内淵駅(ないぶちえき)は、樺太豊栄郡落合町に存在した帝国燃料興業会社内淵線の駅。
歴史
- 1943年(昭和18年)8月1日:内淵人造石油専用線の開通とともに開業[1]。
- 1945年(昭和20年)
- 1946年4月1日:ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ブイコフ サハリンスキー」。
- 2019年5月31日:廃止。
駅名の由来
当駅の所在する地名からであり、地名の由来はアイヌ語の「ナイ・プチ」(河口)による[2]。明治5年(1872年)と大正5年(1916年)に、川の流れの変化とそれに伴う河口の大きな移動があった。これにより、アイヌ弁で河口を意味する「ナヨプチ」が、かつての河口近辺の集落地を意味するところとなり、このナヨプチが転訛して内淵(ナイブチ)となったとされる[3]。
運行状況
- 大谷駅との間で1日4往復していた。
駅周辺
隣の駅
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帝国燃料興業会社内淵線
- 東内淵駅 - 内淵駅
脚注
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1943年8月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村巌・著、高速印刷センター内出版部 1994年)、p.196
- ^ 千徳太郎治『樺太アイヌ叢話』市光堂、1929年、p.60
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固有名詞の分類
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