共有の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/20 09:01 UTC 版)
管理共有は、下記のものを含む自動的に共有されるリソースの集まりである。 ディスクボリューム(英語版):オペレーティングシステム上の全てのディスクボリュームは、管理共有として共有される。これらの共有の名前は、共有ボリュームのドライブレターとドル記号($)から成る。例として、ボリュームC、D、E を持ったシステムは、それぞれC$、D$、E$と名づけられた3つの管理共有を持つ。(NetBIOSは大文字と小文字を区別しない。) OSのフォルダ:Windowsにインストールされたフォルダは、admin$として共有される。 FAXのキャッシュ:FAX送信されたページとカバーページがキャッシュされたフォルダはfax$として共有される。 IPC共有:名前付きパイプを介したプロセス間通信に使用され、ファイルシステム上に存在しないこの領域は、ipc$として共有される。 プリンタフォルダ:インストールされているプリンターを示すオブジェクトを含むこの仮想フォルダはprint$として共有される。 ドメインコントローラ共有:Windows Server系のオペレーティングシステムは、名前にドル記号($)を付さない、sysvolとnetlogonと呼ばれる2つのドメインコントローラ特有の共有を作成する。
※この「共有の種類」の解説は、「管理共有」の解説の一部です。
「共有の種類」を含む「管理共有」の記事については、「管理共有」の概要を参照ください。
- 共有の種類のページへのリンク