六郷村 (愛知県西春日井郡)とは? わかりやすく解説

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六郷村 (愛知県西春日井郡)

(六郷村 (愛知県) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 00:56 UTC 版)

ろくごうむら
六郷村
廃止日 1921年8月22日
廃止理由 編入合併
六郷村杉村清水町愛知郡中村千種町東山村愛知町常磐村御器所村荒子村笠寺村呼続町八幡村小碓村、→ 名古屋市
現在の自治体 名古屋市
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
西春日井郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 7,316
(1920年10月1日)
隣接自治体 名古屋市、西春日井郡杉村、金城村、荻野村、東春日井郡守山町、愛知郡猪高村、東山村
六郷村役場
所在地 愛知県西春日井郡六郷村大字大曽根字町田
座標 北緯35度11分48秒 東経136度56分17秒 / 北緯35.19669度 東経136.93808度 / 35.19669; 136.93808 (六郷村)座標: 北緯35度11分48秒 東経136度56分17秒 / 北緯35.19669度 東経136.93808度 / 35.19669; 136.93808 (六郷村)
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六郷村(ろくごうむら)は、かつて愛知県西春日井郡にあったである。

現在の名古屋市北区南東部および東区北東部に該当する。村名の由来は、6つの村が合併して成立したことによる。

沿革

江戸時代末期、この地域は尾張国春日井郡であり、尾張藩領、犬山藩領であった。

  • 1872年(明治5年)9月29日 - 愛知県区画章程により第三大区第二小区に所属。
  • 1876年(明治9年)8月21日 - 愛知県第三区の所属となる。
  • 1878年(明治11年)12月20日 - 郡区町村編制法の施行により、春日井郡に戻る。
  • 1880年(明治13年)2月5日 - 春日井郡が分割され西春日井郡の所属となる。
  • 1884年(明治17年)8月1日
    • 南部の4村(下飯田村、大曾根村、矢田村、大幸村)は鍋屋上野村とともに西春日井郡第5組を構成し、大曾根村字神戸に連合戸長役場が置かれた。
    • 北部の2村(山田村[注釈 1]、上飯田村)は田幡村、東志賀村、西志賀村とともに西春日井郡第3組を構成し、東志賀村に連合戸長役場が置かれた。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行。大曾根村、大幸村、矢田村、山田村、上飯田村、下飯田村が合併し、六郷村となる。
  • 1912年(大正元年)11月 - 村内において株式会社農産銀行が設立される[1]。農産銀行は1922年(大正11年)12月大垣共立銀行に吸収されたため、以降は同行の大曽根支店として存続した[1]
  • 1921年(大正10年)8月22日 - 名古屋市に編入され、名古屋市東区の一部となる。
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 北区新設にともない、旧・六郷村のうち概ね中央本線より西側が北区となる。

教育

  • 村立六郷尋常高等小学校
    1873年(明治6年)に大壮義校として創立され、大曽根学校と改称の後、六郷尋常小学校となる。現在の名古屋市立六郷小学校。

交通

鉄道

現在は旧村域に上飯田駅があるが、開業は名古屋市へ編入後の1931年昭和6年)である。

神社・仏閣

名所

脚注

注釈

  1. ^ 1906年に成立した西春日井郡山田村(現・名古屋市西区山田町)とは異なる。

出典

参考文献

  • 名古屋市会事務所 編『名古屋市会史 別巻第2 総合名古屋市年表(大正編)』名古屋市会事務所、1963年3月10日。全国書誌番号:49011382 

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