鍋屋上野村とは? わかりやすく解説

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鍋屋上野村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 02:04 UTC 版)

なべやうえのむら
鍋屋上野村
廃止日 1906年5月10日
廃止理由 新設合併
田代村鍋屋上野村東山村
現在の自治体 名古屋市
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
愛知郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,350
(『角川日本地名大辞典 23 愛知県』976頁、1891年)
隣接自治体 猪子石村、田代村、千種町西春日井郡六郷村
鍋屋上野村役場
所在地 愛知県愛知郡鍋屋上野村
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鍋屋上野村(なべやうえのむら[1])は、愛知県愛知郡にあった。現在の名古屋市千種区の一部にあたる。

地理

濃尾平野東部の丘陵地帯に位置していた[2]

歴史

  • かつて狩津村と称され、北方に田畑・村落が所在したが、のちに南方の平山に移転し上野と称された[2]
  • 享保14年(1729年尾張藩の塩硝蔵が末森村から当村萱場池付近に移転した[2]
  • 1876年(明治9年)一部が千種村となる[2]
  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、愛知郡千種村字愛宕前・弦月(一部)と西春日井郡鍋屋上野村が合併して村制施行し、愛知郡鍋屋上野村が発足[1][2]。旧村名を継承した鍋屋上野、千種の2大字を編成[2]
  • 1902年(明治35年)塩硝蔵跡地に名古屋陸軍兵器支廠(陸軍兵器廠)が設置された[2]
  • 1906年(明治39年)5月10日、愛知郡田代村と合併し、東山村を新設して廃止された[1][2]。合併後、東山村鍋屋上野千種となる。

地名の由来

次の諸説あり[2]

  1. 寛永年間頃、鋳物師頭・鍋屋水野太郎左衛門が当地に居住したことから。
  2. 春日井郡丹羽郡にも上野村が存在したため、鍋屋上野と称した。

産業

教育

  • 1874年(明治7年)永弘院に山田学校分校上野学校開校[2]。1880年(明治13年)上野小学校と改称[2]

脚注

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』573頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』975-976頁。

参考文献

関連項目




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