六道閻魔堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 12:06 UTC 版)
六道閻魔堂(ろくどうえんまどう)は、六道辻の角にある堂宇。名前の通り、閻魔王を祀るお堂であるが、閻魔像は光琳寺へ移されており、六道閻魔堂も光琳寺の管理下にある。お堂の入り口は、六道辻から北へ少し進んだ左手(西側)に位置する。さらに北上すると、右手に光琳寺がある。 閻魔堂は1701年(元禄14年)に光琳寺の専誉(せんよ)上人が建てたものであったが、戊辰戦争と1877年(明治10年)の火災で焼失した。また専誉上人の祀った閻魔像は高さ8尺(≒2.4 m)あったが、戊辰戦争で焼失した。現存する閻魔堂は1906年(明治39年)に再建されたものである。厄除けの閻魔として信仰されている。
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