六角巻凧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 08:16 UTC 版)
六角巻凧は六角形の形をした揚げないときは上下の骨である芯棒を抜いて丸めておくことができる凧のことで三条市が発祥の地である。全国の凧の中で携帯性に優れている。更に六角巻凧は上下左右と操作性も良く揚がり、上空でも安定性のある凧である。 六角巻凧の絵柄は市川團十郎十八番、戦国武将の歌舞伎絵が好まれて使われている。 凧合戦に用いられる凧は、畳2枚半程度の「30枚張」畳3枚半程度の大きさの「50枚張」やである。また、お土産用には小さな凧が販売されている。 凧の大きさは、習字用半紙1枚が単位で、使われる枚数に応じて「何枚張」や「何枚ド」と表される。 三条の凧屋は、昭和初期には11軒あったが、今現在は「須藤凧屋」と「小林凧屋」の2軒ある。 三条凧合戦の凧は全て「須藤凧屋」が製作している。 「六角凧」を参照
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