八阪神社_(奈良市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 八阪神社_(奈良市)の意味・解説 

八阪神社 (奈良市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:34 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
八阪神社(押上町祇園社)

八阪神社(押上町祇園社)
所在地 奈良県奈良市押上町26
位置 北緯34度41分20.20秒 東経135度50分6.09秒 / 北緯34.6889444度 東経135.8350250度 / 34.6889444; 135.8350250 (八阪神社 (奈良市))座標: 北緯34度41分20.20秒 東経135度50分6.09秒 / 北緯34.6889444度 東経135.8350250度 / 34.6889444; 135.8350250 (八阪神社 (奈良市))
主祭神 素戔嗚尊
櫛稲田比売命
八柱御子神
創建 建武5年(1338年)6月
本殿の様式 三間社流造
別名 祇園社
押上町祇園社
例祭 7月14日
地図
八阪神社(押上町祇園社)
テンプレートを表示

八阪神社(やさかじんじゃ)は、奈良県奈良市押上町(おしあげちょう)にある神社押上町祇園社とも呼ばれ[1]、拝殿の扁額には『祇園社』と記されている。

歴史

鎌倉時代建武5年(1338年)6月、手掻門北塚に影向があり、託宣によって手向山八幡宮の摂社とされたと伝わる[1][2]。その後、慶長11年(1606年)、寛永19年(1642年)、宝永元年(1704年)など度々火難にあったが、都度再建されている[1]

東大寺の惣絵図にも、西の築地外に接して祇園社が描かれ、現辨財天社と考えられる小社殿も表されている[1]

境内

本殿は三間社流造で、中央に素戔嗚尊、左に櫛稲田比売命、右に八柱御子神を祀っている[1]。本殿瑞垣の外には辨財天社がある。拝殿は方二間、床張り、瓦屋根[1]で、他に神庫と集会所がある。

文久4年(1864年)の石灯籠の他、境内正面門前に、永代常夜灯、元禄5年(1692年)と刻んだ石灯籠の竿石が立っている[1]。その他水船や古い井戸枠も残る[1]

記録によると、鳥居・玉垣は文久2年(1862年)5月の建立、拝殿も同年11月上棟とされる[1]

祭神

辨財天社

本殿

辨財天社

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 奈良市史 社寺編 p.12
  2. ^ 東大寺八幡宮記録
  3. ^ 八坂郷感神院祇園社の祭神
  4. ^ 当社現地由緒書

参考文献

  • 八阪神社現地由緒書
  • 奈良市史編集審議会編『奈良市史 社寺編』、吉川弘文館、1985



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「八阪神社_(奈良市)」の関連用語

八阪神社_(奈良市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



八阪神社_(奈良市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの八阪神社 (奈良市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS