八角形の館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 14:07 UTC 版)
1969年8月27日号掲載。29ページ。 進学するか漫画家になるか悩んでいた熊隆一の前に不思議な老婆が現れ、コインを渡してその出目で将来を決めるように勧める。コインの出目は漫画家を示していたが、隆一は不安そうだった。それを見た老婆は、「もし漫画家でいることが嫌になったら、八角形の館に来い。そうすれば一度だけもう一つの人生に変わることができる。ただし二度目は許されない」と言い残して消えた。漫画家になった隆一は多くの連載を抱える人気作家として成功したが、一度だけファンの好みを無視した作品を描き、それがきっかけで人気が急落。漫画家に失望した隆一は八角形の館で人生を切り替えた。別の世界では隆一はボクサーになっていたが、ここでも意に添わない試合をする結果となり、ボクサーにも失望する。その時、隆一に破滅が訪れた。
※この「八角形の館」の解説は、「ザ・クレーター」の解説の一部です。
「八角形の館」を含む「ザ・クレーター」の記事については、「ザ・クレーター」の概要を参照ください。
- 八角形の館のページへのリンク