先手必勝の証明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 00:52 UTC 版)
電気通信大学大学院情報理工学研究科の塩田雅弘と伊藤毅志は、2021年に「京都将棋の弱解決」と題した論文を発表し、メモリ32GBのAMD Ryzen9 5950Xを使用した約11時間の計算で、先手が初手1四歩成とした場合に、先手にミスがない限り先手が必勝となることを証明した。これはどうぶつしょうぎのように存在するすべての合法局面における勝敗とその手順が証明された強解決ではないため、先手と後手が双方最善を尽くした場合の最短手順は未解決であり、初手1四歩成が本当に最善の手であるかということも示していないが、京都将棋が先手必勝であることを証明するにはこれで十分である。
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