元宮磨崖仏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 04:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動元宮磨崖仏(もとみやまがいぶつ)は、大分県豊後高田市にある室町時代の磨崖仏である。近隣の熊野磨崖仏、鍋山磨崖仏とともに「熊野磨崖仏附元宮磨崖仏及び鍋山磨崖仏」として国の史跡(1955年2月15日指定)に指定されている。
田染八幡神社の北側の岩壁に抉られた龕に、不動明王を中心として、右に矜羯羅童子、毘沙門天、左に持国天、地蔵菩薩の5体の像が東面して薄肉彫りで刻まれている。不動明王の左側にはかって制吒迦童子があったと言われるが、現存していない。地蔵菩薩は他の像に比べて小さく、後世に付け加えられたものであるとされる。
2001年に磨崖仏を覆う堂が設置されている。
関連項目
外部リンク
- 元宮磨崖仏 - 豊後高田市公式観光サイト
- 元宮磨崖仏(archive.today、2014年1月5日) - http://kazekobo.cool.ne.jp/magai/motomiya.htm[リンク切れ]
- 熊野磨崖仏 附 元宮磨崖仏及び鍋山磨崖仏 くまのまがいぶつつけたりもとみやまがいぶつおよびなべやままがいぶつ - 文化遺産オンライン
- 元宮磨崖仏 - 日本遺産 鬼が仏になった里「くにさき」
座標: 北緯33度30分58.5秒 東経131度30分59.2秒 / 北緯33.516250度 東経131.516444度
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