優勝以後の失墜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:22 UTC 版)
「ドウェイン・ウェイド」の記事における「優勝以後の失墜」の解説
2006-07シーズン チャンピオンチームとして迎えた新シーズンは開幕戦でシカゴ・ブルズに大敗という形で幕を開ける。前シーズン同様シーズン序盤は苦戦を強いられ、オニールはまたもや怪我による戦線離脱、チームの多くを占めるベテラン勢も精彩を欠く中、ウェイドは変わらず高いパフォーマンスを維持し、チームを支えた。オールスターにファン投票で選出され、土曜日に開催されるスキルチャレンジに2年連続で出場。決勝は26.4秒の成績でコービー・ブライアントを破り連覇を果たした。シーズン中盤にはチーム成績も向上し始め、さらにはオニールの復帰という明るい材料もあったが、今度はウェイド自身が左肩を故障し、長期戦線離脱する事態となってしまった。肩にメスを入れてシーズンをリタイアするか、無理にでも復帰をするか2択を迫られたウェイドは後者を選択。4月8日のシャーロット・ボブキャッツ戦にて復帰するが、フリースローを度々外すなど、故障の影響ははっきりと表れた。オニールの復調もあり、チームは第6シードでプレーオフに進むが、1回戦にてブルズ相手に4戦全敗。前年チャンピオンチームがプレーオフ1回戦でスウィープされるという、歴史的屈辱を味わった。 2007-08シーズン 2007-08シーズンはチームにとってもウェイドにとっても最悪のシーズンになった。開幕は怪我で間に合わず、またチームメイトも怪我人が続出しチームは泥沼状態に陥った。ヒートはチームの解体を決意し、シーズン中にシャキール・オニールをトレードで放出。ウェイドは怪我を完治させるためシーズンの大半を欠場し、オニールもウェイドもその他の優勝メンバーも居なくなったヒートは「まるでDリーグのよう」と評され、15勝67敗と地区最下位で終わってしまった。
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