倭寇以後の東アジア海上世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 22:41 UTC 版)
豊臣秀吉の海賊停止令により、倭寇の活動は一応は収束をみるが、東アジアの海上世界では林道乾や林鳳(リマホン)、明を奉じて清に抵抗した鄭芝竜、鄭成功の鄭一族などが半商半海賊的な存在で、倭寇ではないが同時代の海上勢力である。また、後期倭寇に多く見られた台湾与中国南部(広東・福建・浙江など)出身者は日本(横浜・神戸・長崎の三大中華街)や東南アジアに多数渡り、現地で華僑のコミュニティを形成し、現在も政治や経済において影響力を及ぼしている。
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