修正ユリウス日が導入された理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:20 UTC 版)
「ユリウス通日」の記事における「修正ユリウス日が導入された理由」の解説
ユリウス通日では桁が多すぎて不便な場合に、MJDが使われる。元々は、整数部の桁数を5桁に収めるように、スミソニアン天体物理観測所(SAO)の宇宙科学者が1957年に考案したものである。これはソ連のスプートニクの軌道を追跡するために用いられたIBM 704コンピュータの記憶容量が小さく、桁数を少なくする必要があったためである。 ユリウス通日の値は19世紀後半(1858年11月17日)から22世紀前半(2132年8月31日)までは、2 400 000台の数値であり、現代における利用には整数部が5桁のMJDで十分に実用的と考えられたのである。
※この「修正ユリウス日が導入された理由」の解説は、「ユリウス通日」の解説の一部です。
「修正ユリウス日が導入された理由」を含む「ユリウス通日」の記事については、「ユリウス通日」の概要を参照ください。
- 修正ユリウス日が導入された理由のページへのリンク