佐藤愛子奨励賞の新設、随筆春秋との関わり
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堀川とんこう(当時はTBSのプロデューサー)の母親 堀川としが、実業家として働く傍ら、1993年に同人誌 随筆春秋を創設する。エッセーが専門の純文学の同人誌である。それから間もなくのある日、彼女は、直木賞作家 佐藤愛子の自邸を訪れ、随筆春秋の指導者になってくれないかと迫る。応接間で機関銃のようにまくし立てられた佐藤愛子は、とうとうその申し出を引き受けてしまった。佐藤愛子自身、どうしてそんなことになってしまったのか、今もって分からないのだという。 また、堀川とんこうの妻 高木凛(脚本家)が、随筆春秋と佐藤愛子とを結びつけるべく、内助の功を尽くした事実も忘れてはならない。 つまり、佐藤愛子は、創成期から、随筆春秋の指導者を務めている。2023年で丸30年となる。 2020年には、佐藤愛子自身の希望もあって、既存の随筆春秋賞とは別に、佐藤愛子奨励賞が新設された。佐藤愛子が唯一の審査員である。随筆春秋事務局員らがそれを支える。
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