佐藤寛 (社会学者)とは? わかりやすく解説

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佐藤寛 (社会学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/30 03:04 UTC 版)

佐藤 寛(さとう かん、1957年 - )は、日本社会学者。専門は、開発社会学、援助研究。

1981年東京大学文学部社会学科卒業後、アジア経済研究所入所。同研究支援部長、JETRO貿易開発部上席主任調査研究員、JETRO海外調査部上席主任調査研究員、研究所海外調査員(ブライトン駐在)、等を経て、現在同国際交流・研修室長。東京大学教養学部非常勤講師、国際開発学会副会長。

従来社会学とは先進国(欧米諸国)の市民社会を研究分野として発展し、途上国は人類学の領域だと考えられていたが、佐藤寛は開発援助の問題を社会学的に分析した。

著書

単著

  • 『イエメン――もうひとつのアラビア』(アジア経済研究所, 1994年
  • 『イエメンものづくし――モノを通してみる文化と社会』(アジア経済研究所, 2001年
  • 『開発援助の社会学』(世界思想社, 2005年

編著

  • 『援助の社会的影響』(アジア経済研究所, 1994年)
  • 『援助と社会の固有要因』(アジア経済研究所, 1995年
  • 『イエメン内戦――その背景と今後の展望』(アジア経済研究所, 1995年)
  • 『援助研究入門――援助現象への学際的アプローチ』(アジア経済研究所, 1996年
  • 『援助の実施と現地行政』(アジア経済研究所, 1997年
  • 『開発援助とバングラデシュ』(アジア経済研究所, 1998年
  • 『援助と社会関係資本――ソーシャルキャピタル論の可能性』(アジア経済研究所, 2001年)
  • 『参加型開発の再検討』(アジア経済研究所, 2003年
  • 『援助と住民組織化』(アジア経済研究所, 2004年
  • 『援助とエンパワーメント――能力開発と社会環境変化の組み合わせ』(アジア経済研究所, 2005年)

共編著

  • (青山温子)『シリーズ国際開発(3)生活と開発』(日本評論社, 2005年)
  • (アジア経済研究所開発スクール)『テキスト社会開発――貧困削減への新たな道筋』(日本評論社, 2007年



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