佐山検校とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 佐山検校の意味・解説 

佐山検校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

佐山 検校(さやま けんぎょう、1620年元和6年)頃 - 1694年3月9日元禄7年2月14日))は、江戸時代前期の筝曲作曲家である。諱は本一。長歌を創始したことで有名である。姓は狭山とも表記される。

経歴・人物

江戸の生まれ。山本検校に師事し、1666年寛文6年)検校となる。後に柳川検校の門人となる。

柳川と同じ門人であった浅利検校と共に三味線に新しい弾き方を取り入れたである「片撥」を使った組歌を創始した。同時期に三味線奏者の杵屋勘五郎の門人ともなるが、不明である。これが長歌の始まりである。この技法を用いた組歌を多く作曲し、一躍名を馳せた。

主な作品

代表的な筝曲

  • 『若緑』
  • 『桜尽し』
  • 『冬草』

以上の他、全12曲が死後の1703年(元禄16年)に刊行された歌謡集『松の葉』に収録されている。

その他の筝曲

  • 『三段獅子』
  • 『きぬた』

出典

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  佐山検校のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「佐山検校」の関連用語

佐山検校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



佐山検校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの佐山検校 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS