伊江朝倚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 19:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動伊江 朝倚(いえ ちょうき、1715年〈正徳5年/康熙54年〉 - 1763年〈宝暦13年/乾隆28年〉)は、琉球王国第二尚王氏王統の人。唐名は尚依仁。伊江御殿六世である伊江按司朝良の長男。伊江御殿七世。室は尚敬王の次女瑞慶覧翁主、童名は思戸金。
1731年(享保16年/雍正9年)、 欹髻を結い、伊江島大城の名島を賜る。1735年(享保20年/雍正13年)、室思戸金按司が、中城間切瑞慶覧の名島を賜る。 1746年(延享3年/乾隆11年)、家統を継いで伊江島総地頭職に任ぜられ、知行高百石を賜る。1758年(宝暦8年/乾隆23年)、総与頭職兼大与奉行職に任ぜられる。1760年(宝暦10年/乾隆25年)、王命で王世子の養父となる。1763年(宝暦13年/乾隆28年)、王子の位に陛り、知行高百石を賜る(都合二百石)。1784年(天明4年/乾隆49年)、室尚氏が、聞得大君となり知念間切総地頭職を賜る。
系譜
- 父:伊江按司朝良(向氏伊江御殿六世)
- 母:翁氏真鍋樽
- 室:瑞慶覧翁主(尚敬王次女)
- 長女:思亀樽
- 長男:伊江按司朝藩(向氏伊江御殿八世)
- 次男:朝征、唐名:向執和、童名:真蒲戸
- 次女:司雲上按司、童名:真鶴金(向誠範・我那覇按司朝冨に嫁ぐ)
- 三女:真牛金(向天保・玉川按司朝英に嫁ぐ)
参考文献
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- 『沖縄門中大事典』那覇出版社(編集)、宮里朝光(監修)、那覇出版社、1998年8月。全国書誌番号:99054933。 ISBN 978-4890951017。 NCID BA37599475。 OCLC 44263313。ASIN 4890951016。
- 比嘉朝進『士族門中家譜』球陽出版、2005年4月、再版。 ISBN 978-4990245702。 NCID BA72676585。 OCLC 170134325。ASIN 4990245709。
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