伊上辰之助
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 08:01 UTC 版)
洪作の義理の曽祖父(故人)。伊豆一円では名医として評判だったが、40代半ばで公職を投げ打ち、郷里の湯ヶ島に隠棲して田舎医者として余生を送る。本妻・しな、妾・ぬいのいずれの間にも子が生まれなかったため、兄の息子・文太を養子として実家を継がせる。後に文太の長女・七重に婿を迎えて分家させた上、おぬいを七重の戸籍上の養母とすることでおぬいの余生を安泰とした。おぬいへの破格ともいえる優遇が、作中の人物らに影を落とすことになる。55歳で死去。
※この「伊上辰之助」の解説は、「しろばんば」の解説の一部です。
「伊上辰之助」を含む「しろばんば」の記事については、「しろばんば」の概要を参照ください。
- 伊上辰之助のページへのリンク